| 選択講座 | ||
| 講義名 | 野菜栽培の基礎 | |
| 日 時 | 令和7年12 月2 日(火曜日) 午前10 時00 分〜午後14 時30分 | |
| 場 所 | 彦根キャンパス | |
| 講師名 | 井上升二氏 | ![]() |
| 内 容 | AM;おいしい野菜を作るには、その野菜に適した土壌環境を作らなければならない。 ・SOFIX(ソフィックス:土壌肥沃指数:土の良さを計る物差し)を知ることが大切である。 有機農業や循環型農業など、これからの持続可能な土づくりに活用できる。 ・NO DIG(ノーディグ:耕さない農業:堆肥などを重ねて、土壌を豊かにする農法) 耕運機などで土を掘り返す。 好気性微生物が上部、嫌気性微生物が下部に生息しているが、それを混ぜ込んでしまう。 これは土壌にとって良くないのではないかという考えから生まれた。 ・不耕起農業(自然農法:化学肥料や農薬を使わず、自然の力を利用して植物の根や微生物の活動で土壌のバランスを整える) バーク堆肥や牛糞、SOFIX の土などを使って、土壌改良をする。 ・市販の種はF1 種がほとんどだが、地元の固有種の種が手に入った場合SOFIX に基づき、育ててみる。 例として、草津市の山田ネズミ大根などを育てている。 日野の日野菜、八坂大根なども固有種である。混合交配していない固有種は貴重な存在である。 大根の固有種の種取りは、まず抜いてみて、育ちの良いものを選び、葉・実を半分に切り、再度土に戻すと再生し種をつける。 それを採取し、保存する。 ・寒締め:植物の敵霜は、浸透圧の関係で植物の細胞に水分が多くなっている状態で凍ると、細胞を破壊してしまう。 植物は、防衛反応として糖を出し凍らないようにする。(モル凝固点降 下:液体の中に、塩や砂糖を入れると凝固点が下がるため凍りにくくなる) 冬になるとほうれん草が甘く感じるのはこの働きのためである。 ・地球温暖化に伴い、植物を植える時期も考慮しなければならない。 リンゴ栽培もみかんやレモンに移行しつつある。(大津〜草津:シトラスライン)と呼ばれ、柑橘系の果樹が広がってきて いる。また、牛糞の地熱を使い寒い冬に種をまいても、発芽できる。それを利用すると、2 週間早く苗を育て出荷できる。 PM:KP 法(紙芝居プロジェクト) 二人一組で、「有機栽培・自然栽培の基本」の各2ページを担当し、5枚の紙に要点をまとめ、解説する、参加型の授業を受講。 おいしい野菜を無農薬、無化学肥料で育てるため、まず「おいしい野菜作り」の本を熟読し知識を得る。 本書では、種まきから育苗、植え付け、管理作業、収穫、そして種取、害虫についてなどの解説があり、それらの要点をまとめ、 各組が3分〜5分で発表。 |
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| 感 想 | 午後からのKP 法での内容については、午前の終了前に割り振られた。そのため休み時間も取り組むこととなる。二 人一組での取り組みは、効率よく分担制となり、発表も円滑に行われた。 この方法でPart1を効率よく終えることができ、知識も深まった。 |
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